下顎骨は頚椎とも深い関係があり、下顎骨の偏位が舌骨と関連して頚椎の偏位をまねき、椎骨動脈の流れに影響を与えて、顎口腔領域の不定愁訴だけでなく、全身の疾患にも影響を与えていると考えています。
そのため当院では姿勢や顔貌、さまざまな不定愁訴の改善がみられる生理重力線上でのバランスの取れた下顎位を「全身の健康に良い下顎位」と定義し、かみ合わせ治療のひとつの目安としています。『トロフィーマックス』は立位での撮影となるため、座位や水平位で撮影する場合と異なり、生理重力線上の下顎位がよりイメージしやすく、下顎骨、顎関節・舌骨・頚椎の位置関係がより臨床的な3次元構造で再現できていると考えます。軟組織モードにすることで上顎洞などの含気空洞の状況や喉頭蓋、気道の状況も把握でき、総合的な診断に大きな力となっています。
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